再スキャンとは?
DMアプリでスキャンを完了すると、解析のためにスキャン画像 (写真) がプラットフォ
ームに送信されます。これらの写真は、設定された様々な基準を満たしている必要が
あります。基準を満たしていない場合、システムは写真を正しく解析できません(また
は、アプリに表示される「前/後」の画像を作成できません)。この為、基準を満たして
いない場合、写真が受付けられなかったことお知らせするメッセージが届きます。こ
の再スキャンの通知が届いた場合は、メッセージに従い、再度スキャン撮影を行って
頂きます。
正しいスキャン撮影
撮影されたスキャン画像は、焦点が合っていること、十 分な明るさであることが必要です。全ての歯と歯周の歯 ぐきを詳細に確認できる写真である必要があります。
よくある再スキャンの原因
「再スキャン」となる一般的な理由: DM ScanBoxを使用することで「再スキャン」となって いまうことを大幅に削減して頂けます。これは、DM ScanBoxで距離、照明、カラーバランスを制御し、カメラ と開口器を同時に動かす事で、最適なスキャン画像を
得られるためです。DM ScanBox をお持ちでない患者 様は医院へお問い合わせください。
原因 1: 不鮮明な画像
スキャンボックス (カメラ) の動かし方が速すぎると、ぼ やけた画像になってしまいます。スマホの画面に表示さ れるガイドの動きに合わせる様にしてみましょう。ガイド
に合わせることで適切な速さでカメラを動かすことが できます。
原因 2: 距離が離れすぎている
スキャンボックスをお使いになられていない患者様で、 カメラの位置がお口から離れすぎた状態でスキャンを した場合、お口の中の詳細を撮影することが出来ませ ん。2つの写真を見比べてみましょう。違いが分かります か?
原因 3: 距離が近すぎている
スキャンボックスをお使いになられていない患者様で、 カメラの位置がお口に近すぎると、歯に正しく焦点を合 わせることができなくなります (前歯だけが鮮明で、奥 歯がぼやけます) 。また、フラッシュの位置が原因で、開 口器の影に歯が隠れることもあります。
原因 4: 暗すぎる画像
カメラのフラッシュはアプリによって自動的にオンにな りますが、明るさが不十分な画像が撮影される場合が あります。スキャンを行う場所は明るい場所を選んで行 ってください。
ここにも注意: DM ScanBoxを使用している場合は、ス マートフォンが正しくセットされていることを確認してく ださい: カメラのレンズは図に示す様に矢印と一致さ せ、DM ScanBoxがフラッシュを覆い隠していない事を 確認してください。
原因 5: 写真内のお口の位置
スキャンボックスを使用せずスキャンを行う患者様の 場合、撮影の際は、写真の中央にお口が位置する様に スキャンを行ってください。カメラが焦点を合わせ易く、 また、歯列の全体を撮影し易くなります。
原因 6: 奥歯が十分に撮影されていない
左右にカメラを動かすスキャンでは、臼歯部 (奥歯) が 見えるように、スキャンボックス (開口器) をできる限り 側方に引いてください (痛みを感じない程度) 。写真例 では、臼歯部が開口器によって隠れてしまっているのが 分かります。
原因 7: 頭の傾けが足りない (咬合面の撮影 が必要なタイプのモニタリングの場合)
咬合面の撮影が必要なタイプのモニタリングを行って いる患者様の場合は、歯の咬み合わせの面が撮影でき る様、頭を上および下へ傾けてスキャンを行ってくださ い。
原因 8: 唇や舌が歯を覆っている
スキャンを行うときは、唇や舌が歯や歯茎の表面を覆っ ていないことを確認してください。これは、チークリトラ クターが正しく挿入されていることを確認し、咬合面の 写真を撮る際には舌を奥へ引いた状態を保つことで回 避できます。
ここにも注意: カラーバランス
「再スキャン」の原因にはなりませんが、スキャン撮影 時は常に明るい照明のある同じ様な環境でスキャンを 行うように心がけてください。これにより、患者様の毎 回のスキャン画像のカラーバランスを一定にすること ができます。
最後に! 口を僅かに開いて撮影するステップでは、ス マホの画面が示すガイドの通り、少なくとも1センチ程 度、上下の歯を開いた状態を維持してスキャンを行っ てください。
患者様のスムーズな治療をDM一同応援しています!