メインコンテンツにスキップ
「目標」(ゴール) とは?
Emma Foures avatar
対応者:Emma Foures
一週間前以上前にアップデートされました

「目標」(ゴール) とは?

受け身的なモニタリングにとどまらず、治療中または治療の終了時に達成したいマイルストーンや目標を有効にすることで、先取的な患者のモニタリングが可能になります。例えば、クラス II 患者の治療時、クラス I 犬歯またはクラス I 臼歯関係を達成するなどのマイルストーンを有効にすることができます。目標を有効にすると、AI が特定の目標について患者のスキャンを分析し、目標が達成されると通知します。

目標を有効にするには?

1. 新しい患者の追加作成後、患者カードの左側のパネルで目標設定を行っていただけます。追跡する目標を選択し、再生ボタンをクリックします。

2. 次に、この目標を達成するための期間を指定します。

この期間の開始までは「非通知期間」となり、目標が達成されたかどうかに拘わらず、通知は送信されません。この非通知期間の設定を利用して、来院予約のスケジューリングを最適化することができます。目標達成後すぐに来院予約のスケジューリングをしたい場合は、非通知期間を 1 週間に設定すると、目標の達成後すぐに通知されます。特定の日まで予約のスケジューリングを遅らせたい場合は、非通知期間を調整して、その日まで患者と院内への通知を遅らせることができます。

3. 次に、期間の終了日、つまり、目標を達成したい期日を指定します。指定日までに目標が達成されなかった場合に通知を受けたいですか? 期日を設定することで、期日までに目標が達成されなかった旨を、DM ダッシュボードで通知を受けることができます。目標を有効にすることで、非通知期間から期日までの間に院内と患者への指示が自動送信され、期日までに目標が達成されなかった旨のアラートが送信されます。 メモ: 目標、期間、院内および患者への指示のいずれの設定も、プロトコールおよびプロトコールで設定されている指示に影響しません。

目標のライフサイクル

目標を有効にすると、期日までの日数または、期日を超過した日数が患者カードに表示されます。また、素早く状況を把握できるよう、目標は色分けされます。

青色の点 = 目標をまだ達成していませんが、期間内です。

緑色の点= 目標を達成しました。期間内か否かに拘わらず、目標が達成されると緑色の点が表示されることにご留意ください。

赤色の点 = 期日が過ぎており、期日までに目標は達成されませんでした。

灰色の点 = 目標は達成されていません。

目標の停止

有効な目標を停止するには、患者カードの左側のパネルで停止ボタンをクリックします。治療目標を変更した場合も、このツールを利用してください。

目標の期間の調整

アライナーの紛失、コンプライアンス不足、生物学的反応の遅れなどにより治療が遅延した場合、目標の非通知期間または期日を変更することもできます。

目標の再開

目標の達成後、目標を再開することができます。これは、ブラケットとワイヤーを使用する患者について、来院と来院の間でのパッシブアーチワイヤーの追跡を目標とする場合に便利です。

目標に関するメッセージの設定

患者へのメッセージはデフォルトではオフになっていますが、目標の設定時にこれをオンにして、目標が達成された際にメッセージを自動送信することができます。期日までに目標が達成されなかった場合、患者へのメッセージは送信されませんが、デフォルト設定された院内への指示は送信されます。また、達成された目標について、院内への指示をカスタマイズすることができます。患者へのメッセージおよび院内への指示は、プロトコールと同様の方法で、メッセージライブラリーから調整することができます。

どのような目標を有効にするか?

追跡したい目標は患者ごとに、診断および治療計画に合わせて設定することができます。全体的な目標の設定以外に、目標を小さなマイルストーンに分割することができます。例えば、クラス II および過蓋咬合を矯正する場合、臼歯部クラスⅠおよび犬歯関係の達成、正常なオーバージェットおよびオーバーバイトの確立など、複数のマイルストーンに分割することができます。クリアアライナーとデジタル治療計画を使用している場合、治療の開始時にマイルストーンと治療目標が既に明確です。また、それらがどのアライナーステージで達成されるかも明確です。そのデジタル治療計画を参照して、それらの治療目標を患者カードの「目標」で簡単に有効にすることができ、処方されたアライナーの装着時間と、特定のマイルストーンを達成するよう計画されたアライナーステージに基づいてタイミングも計算されます。

TIPS ☝🏻:

「臼歯関係1級」または「犬歯関係1級」のモニタリングの場合、他の不正咬合の存在に拘わらず、ゴール達成時にその旨が通知されます。

例: 前歯部オープンバイトが改善されていなくとも「犬歯1級関係」が達成されるとゴール達成が通知されます。

「犬歯関係1級」と同時に前歯部オープンバイトのモニタリングを望む場合

「A-P(前後的)関係」内の「犬歯関係1級」と「垂直方向」内の「良好なオーバーバイト」の両方のゴール設定をご利用ください。

こちらの回答で解決しましたか?